タマホーム 施主支給 注文住宅

タマホームでパントリーの『可動棚』を施主支給【15万削減】

今回の記事では、パントリーの可動棚の施主支給について紹介します。

私はタマホームで家を立て、色々なものを施主支給しながら、大満足の家づくりができました。

施主支給についてはこちらの記事でまとめています。

施主支給をおすすめする理由(タマホームでもおしゃれになりました)

施主支給したパントリーの可動棚【画像あり】

これです(えいっっ!)

パントリー 可動棚 事例

パントリーはキッチンの背面にあり、2帖(1820✕1820)のスペースです。

3面に可動棚を施主支給して、設置してもらいました。

長ーい板を買って、大工さんに切ってもらいました(詳細は下で解説しています)。

可動棚の施主支給をやってみた結論ですが、あまりおすすめしません(笑)

理由は以下で解説します。

パントリーの可動棚を施主支給した理由

  1. タマホームに頼むと30万を超えたから(なんせ枚数が多いので)
  2. タマホームの可動棚が好みではなかったから

 

1.タマホームに頼むと30万超え

タマホームでは可動棚はオプションになり、完全別料金です。

見てわかると思いますが、かなりの枚数の棚板を設置しています。

数えると全部で42枚でした。

基本的に棚板が一番高いので、棚板の枚数に比例してオプション料金も上がります。

 

 

2.タマホームの可動棚が好みではなかった

タマホームから提案されたの可動棚は、レールがシルバーで、棚板もカラーボックスのようなものでした。

カフェ風ナチュラルテイストを好む私は、もうちょっとおしゃれな可動棚にしたくて、支給することにしました。

 

可動棚の施主支給をやってみた結論:あまりおすすめしない

これが言いたいんです。

おすすめしない理由

・大きな節約にはならない

・他の施主支給に比べて手間がかかる

 

大きな節約にならない

可動棚を施主支給して減額できるのは4割~5割程度。

まあまあ節約できますが、あまり大きな可動棚でなければ、そこまで高額なものではありません。

私のように、かなりの枚数を設置する場合は効果があります。

しかし、少ない枚数であればたいした節約になりませんので、素直に住宅会社にお願いすることをおすすめします。

 

手間がかかる

可動棚の支給をやってみましたが、とても手間がかかりました。(疲れました・・)

どの工程が大変かといいますと

  • 支給品を探す工程(なかなか安くておしゃれなものがないんです)
  • 適切なパーツを選択する工程(部品が多く、各パーツで種類が複数あるんです)
  • 発注する工程(部品が多いため間違えやすいんです)
  • 設置計画を考える工程(詳細な設置計画を考え、レールや棚板の長さ・大きさ・必要数を算出する必要があるんです)

可動棚は、パーツが多く、しかも設置計画を綿密にしておかないと発注ができません。

私はこんな感じで現場監督や大工さんにメモを渡して、情報共有していました(下手で公開するのが恥ずかしいですが・・)。

でもめんどくさかった・・

パントリー可動棚計画図

 

可動棚の購入先

パントリーの可動棚は株式会社ロイヤルの「シューノ19」という商品を購入しました。

楽天市場で購入できます。

シューノ19

画像はロイヤル公式HPより

可動棚について調べた事がある人はご存知かもしれませんが、ロイヤルは可動棚では有名メーカーの一つです。

他にも有名どころでは「カネマサ金物」や「スガツネ工業」があります。

シューノ19を選んだ理由

  • 棚板の色・レールの色が選択できておしゃれ
  • 楽天市場で購入できて、購入ページがわかりやすくて親切

以上の理由から「シューノ19」選びました。

シューノ19棚板

ロイヤル公式HPより

シューノ19レール

ロイヤル公式HPより

私のパントリーは棚板を「ブライト」、レールを「ダークグレー」にしています。

このグレーは、良くある可動棚の金属っぽいシルバーではなく、塗装されたようなグレーですので、とても質感がいいです。

他にも「シューノ32」という商品もあり、「シューノ19と」何が違うかというと、「安全目安荷重」が違います。

シューノ19 シューノ32
安全目安荷重(※最大) 53kg 100kg

シューノ19でも十分な重さに耐えられます

ですが、クローゼットや物置などに設置し、重いものを置く予定がある場合は、シューノ32のほうが向いていると思われます。

 

パントリー可動棚の施主支給にかかった費用

施主支給にかかった費用は総額173,000円です。

結構高くなりました。最も単価が高いのは棚板で、パントリーには42枚設置しましたのでこの金額になりました。

タマホームにお願いするより安くはなりますが、大幅な削減とはなりませんでした。

より安くしたいなら、棚板をホームセンターなどで調達し、自分で塗装したりする方法もあります。

ですが、それでもたいした削減にはならないのではないかと思います。

 

可動棚を施主支給する方法

  1. 住宅会社に化粧梁の施主支給が可能か確認
  2. 支給する可動棚を決める
  3. 可動棚の「設置方法」と「部品」を住宅会社に確認
  4. 可動棚を納品する日程を確認
  5. 可動棚を購入
  6. 大工さんが施工(できれば立ち会う)

1.住宅会社に化粧梁の施主支給が可能か確認

大前提です。必ず前もって施主支給に対応してもらえるか、確認しましょう。

施主支給は工期の遅れなどのトラブルになりやすいため、断られる場合もあります。

2.支給する可動棚を決める

可動棚は、ホームセンターでも購入でき、価格も安いのですが、板などを自分で選ぶのが難しいですし、見た目がいまいちです。

おすすめは、可動棚を専門で販売しているところで購入する方法です。

私は上で紹介したロイヤルの「シューノ19」を購入しましたが、とってもおしゃれでおすすめです。

他には「カネマサ金物」や「スガツネ工業」などが有名です。

3.可動棚の「設置方法」と「部品」を住宅会社に確認

ポイント

設置箇所には「壁下地補強」をして貰う必要があります。

レールの長さや、設置する位置などの設置方法を詳細に計画して、住宅会社に伝えてください。

重要なのは、可動棚を設置する壁には、事前に「壁下地補強」をして貰う必要があります。

壁下地補強とは、下地となる部分にベニヤ板などを設置して、ビス(釘)が刺さったときにしっかり固定されるようにする方法です。

補強をしないと、ビスを刺してもすぐに抜けてしまいます。

4.可動棚を現場に納品する日程を確認

可動棚の設置は本当に最後の方です。具体的な納品日を現場監督に確認しておきましょう。

私の場合、クロス屋さんが入る直前に設置されました。

※クロス張りは家づくりでは一番最後の工程です

5.可動棚を購入

購入する際は間違えないように注意しましょうね!

また、納品日の指定も忘れずに。

6.大工さんが施工(できれば立ち会う)

施主支給したものを設置する際は、できるだけ立ち会うようにしましょう。

設置位置など、現場で確認して初めて気づくこともあります。

大工さんに言えば、その場で修正が可能です。

大工さんも、施主に確認しながらできる方が、ありがたがられると思います。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

可動棚はパーツが多く、私が施主支給した中では最も大変でした。

また、板の枚数や長さなど、詳細に大工さんに伝える必要があります。

ネットで検索しても、棚板をDIYした方はよく見ましたが、施主支給した例がなかったので、今回記事にしてみました。

私は自分で板を切断したり、塗装したりはやりたくなかったので、施主支給して大工さんにお願いしました。

当たり前ですが大工さんはやっぱり上手!! 自分でDIYしたらこんな正確で綺麗な可動棚はできなかったでしょう。

皆様も可動棚の施主支給、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか (*^^*)

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